引用:http://violet-evergarden.jp
/©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
2018年に放送されたアニメの中でもかなり高い人気を博した作品「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見てみました!
高評価になること必至なクオリティにビックリしたのでレビュー記事を書くことにしました!
コンテンツ
ストーリーあらすじ
とある大陸の、とある時代。
大陸を南北に分断した大戦は終結し、世の中は平和へ向かう気運に満ちていた。
戦時中、軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、軍を離れ大きな港町へ来ていた。
戦場で大切な人から別れ際に告げられた「ある言葉」を胸に抱えたまま――。街は人々の活気にあふれ、ガス灯が並ぶ街路にはトラムが行き交っている。
ヴァイオレットは、この街で「手紙を代筆する仕事」に出会う。
それは、依頼人の想いを汲み取って言葉にする仕事。彼女は依頼人とまっすぐに向き合い、相手の心の奥底にある素直な気持ちにふれる。
そして、ヴァイオレットは手紙を書くたびに、あの日告げられた言葉の意味に近づいていく。引用: http://violet-evergarden.jp/story/#about
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
あらすじから、泣きアニメな雰囲気たっぷりですよね。ストーリーを想像しただけで胸が苦しくなりました。
話の設定ですが、この時代の人々は読み書きのスキルに乏しいので、読み書きを代行する仕事で活躍する人々がいます。
主人公のヴァイオレットは、元軍人です。戦争の経験もあって人としての感情に乏しくて、言葉の意味を汲み取ることに難を抱えていました。
上司を戦争で亡くした後、この手紙を代筆する仕事につき、様々な人の言葉の代筆を行っていく中で人としての感情を学んでいきます。
評価が高い理由
絵が綺麗
本作は、ほかのアニメと比べると圧倒的に絵が美しいアニメです。
背景の書き込みもそうですし、「色使い」と「光と影」が世界の美しさを表現してくれていると思います。
光の当たり方で暖かさと優しさを丁寧に表現しています。
登場人物たちの表情の細やかさも素晴らしいです。
笑顔にも泣き顔にもこんなにバリエーションがあるんだと思わされました。
本作でヴァイオレットは感情を学んでいくのですが、ストーリーを進むにつれて無表情で冷淡なヴァイオレットが少しづつ柔らかく優しくなっていきます。
音楽が綺麗
アニメに合わせて、音楽も非常に雰囲気があります。映画音楽かな・・・?と思うくらい素敵なBGMが多い印象です。
特に感情的なシーンに合わせて使用される音楽が盛り上げてくれます。
音楽に何度泣かされたことか・・・。
The Love That Binds Us が個人的にはお気に入りです。
終わりも始まりも、人生の流れを感じさせてくれる壮大な音楽にうっとりしてました。
ストーリーが綺麗
本作のストーリーですがアニメファンなら、あらすじを見た段階である程度予測できる内容です。どんでん返しはありませんし、伏線が張りめぐらされているわけでもありません。
大体は1話完結型でストーリーが進んでいくわけですが、1話ごとにヴァイオレットの人としての成長を感じられる作品になっています。
綺麗な安定したストーリーだからこそ、緊張することなくヴァイオレットエヴァーガーデンの世界にすんなり入っていけるように思います。
ストーリーはシンプルなのですが、登場する人々の素敵さに心動かされる作品でした。
個人的に好きなエピソード
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
個人的には3話が好きです。
ヴァイオレットが友人を作り、その友人が抱える兄妹の問題解決のために手紙を代筆しました。
手紙の内容がシンプルなのですが、破壊力抜群でした。
この話では登場人物が多くて展開も面白かったです。特に自動手記人形の教育を手掛ける先生が、厳しくも優しい素晴らしい先生だったので好きです。
普通、アニメだと厳しい先生って頭でっかちで事件を引き起こしがちです。しかし、この先生は尊敬できる先生だなーと思いました。
映画にも期待
アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』完全新作劇場版の制作が決定しました!
2020年1月 世界同時期公開です。どうぞご期待ください!https://t.co/mJ98z5ZJIH #VioletEvergarden pic.twitter.com/sMQ0fsiD3j— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) July 2, 2018
2020年公開の映画製作が決定した模様です。
どんな映画になるのか楽しみですね・・・。絶対にチェックします!
→2020年ってエヴァも公開ですよね?どっちのが人気になるだろう・・・。